連載小説

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音楽連載小説 第二十四話

合宿三日目。この日は二日目にかなり進んだこともあって午前中に2時間練習したあとは、観光に充てることになった。 行きの車はくじ引きによるシャッフルで藤田さん、深川さん、錦と成戸と僕という組み合わせになった。後部座席で女子二人に挟まれて...
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リバーポートソング 第二十三話「West Side Story」プロのミュージシャンなら絶対にしないであろう事

【第二十二話はこちらから】 【あらすじと今までのお話一覧】 修禅寺は伊豆半島の北部にある山間の小さな町だが、町の中心を川が流れており、その名の通り修禅寺という寺があり、北条家に政治の実権を握られた源氏が滅ぼされた場所でもあり、...
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リバーポートソング 第二十二話 曲が始まってしばらくすると不思議と周りの雑音が消え、聞こえるのはギターと歌だけになった。

【第二十一話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 ナンバーガール以外にも僕らはベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」をやり、そうこうしているうちに藤田さんがよびに来た。 高岸、石田さん、石崎さん、そして深川さ...
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リバーポートソング 第二十一話 僕は黙って2人の話を聞いてお冷をのみながら頬杖をついて遠い目をして時々うなずいてるだけでよかった。

【第二十話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 小田原に全員が集まったので早速目的地である伊豆半島の下田方面に向かうことになった。そこにバンド合宿ができるスタジオ付きの宿泊施設があるということだったが、その前に昼飯と観...
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リバーポートソング 第二十話 僕はその後10分間コミュニケーション能力が高い人たち同士の会話の断片を聞いていた。

【第十九話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 僕よりも後から入校したのに既に成戸は仮免一歩手前まで来ていた。周りには要領がいい人間ばかりで嫌になりそうだ。「仮免の問題出しっこしようよ」まだ5コマぐらいしか受けていない...
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リバーポートソング 第十九話 僕の周りは当時は笑顔であふれていたような気がする。笑っていないのはいつも僕だけだった。

【第十八話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 実家の滞在中に特にすることはなかった。昔は夢中になって通っていた地元のCD屋も、東京のCD屋を見た後では色あせてしまっていた。ブックオフや中古屋も覗いてみたが、特に面白い...
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リバーポートソング 第十八話 気が付くとそこはサンクトペテルブルクではなく仙台で午後3時過ぎだった。

【第十七話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 東京から仙台に鈍行列車で行くには主に、2ルートある。まずは上野から素直に常磐線にずっと乗って仙台まで行くパターン、そしてもう一つは宇都宮線、東北本線を通って行くパターンだ...
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リバーポートソング 第十七話 ビートルズのコーラスワークとロキシーの変態性を兼ね備えたスペシャルズ、またはレピッシュ

【第十六話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 テストやレポート群も無事終わり、夏休みになって、8月になった。その間高岸に何度か学内であって※①ディスク・ユニオンの話をして今度ディスク・ユニオンの各地の店舗を2人で全制...
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リバーポートソング 第十六話 彼女は僕にとってはまぶしすぎる存在だった。だからこれ以上彼女と深い交流をしようと言う考えは全く僕の頭にはなかった。

【第十五話はこちらから】 【あらすじと今までのお話一覧】 御茶ノ水は日本では珍しい楽器街と言える様な場所で大通り(明大通り)の両側に楽器屋がずらりと並んでいて楽器好きなら一度は訪れておきたい聖地である。因みに御茶ノ水駅からその...
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リバーポートソング 第十五話 彼女の勘は半分合っていて半分間違っていた。

【第十四話はこちらから】 【あらすじと今までのお話一覧】 次の練習は2週間程空いて8月になってからになった。駅までの道で石崎さんが聞いた。 「そういえば2人とも実家帰るの?」 僕の実家は親戚の集まりとかも特に無いた...
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