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音楽連載小説 第十八話

東京から仙台に鈍行列車で行くには主に、2ルートある。まずは上野から素直に常磐線にずっと乗って仙台まで行くパターン、そしてもう一つは宇都宮線、東北本線を通って行くパターンだ。※①僕は鈍行列車の旅初心者だったので前者の乗り換えの少ない簡単なル...
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音楽連載小説 第十七話

【第十六話はここから】 テストやレポート群も無事終わり、夏休みになって、8月になった。その間高岸に何度か学内であって※①ディスク・ユニオンの話をして今度ディスク・ユニオンの各地の店舗を2人で全制覇しようという話になった。そして僕が石...
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音楽連載小説 第十六話

【第十五話はこちらから】 御茶ノ水は日本では珍しい楽器街と言える様な場所で大通り(明大通り)の両側に楽器屋がずらりと並んでいて楽器好きなら一度は訪れておきたい聖地である。因みに御茶ノ水駅からその楽器屋通りをずっと進みY字路を右に進む...
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音楽連載小説 第十五話

【第十四話はこちらから】 次の練習は2週間程空いて8月になってからになった。駅までの道で石崎さんが聞いた。 「そういえば2人とも実家帰るの?」 僕の実家は親戚の集まりとかも特に無いため、次の練習が終わったらすぐ帰省してお...
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音楽連載小説 第十四話

【第十三話はこちら】 都会のファミレスで衝撃を受けるのは、実に様々な人がそこには集まってくるということだ。そして皆実に堂々と話をする。時には詐欺グループの連中すらいて、堂々と法に触れる話をする。まるで聞かれても計画にまったく影響はな...
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音楽連載小説 第十三話

【第十二話はここから】 端的に言ってその日の練習は冴えないものだった。エーテルワイズの曲と僕たちのギタープレイは噛み合わず、なんだかちぐはぐだったし、※①高岸の新曲をスタジオでじっくりアレンジしてみるも、しっくりこなかった。前回は既...
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音楽連載小説 第十二話

【第十一話はここから】 高良くんから※①曲目が送られてきたのは結局次の日の朝だった。 昨日はお疲れ。曲目おくるねー。 「人間発電所」Buddha Brand「証言」Lamp Eye「F.F.B. (DJ MASTERK...
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音楽連載小説 第十一話

【第十話はここから】 何にもしないという事がこれ程までに辛い事だとはその時まで考えたことも無かった。看板持ちのバイトはただ座って看板をひたすら支え続けるだけだ。他にやる事も無いしやってもいけない。僕が担当した場所はどうやらハズレだっ...
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音楽連載小説 第十話

【第九話はここから】  その日の現場である横浜線の駅には朝9時集合だった。今はコンプライアンスの関係などでそうではないと思うのだが(そう、信じたい)、モデルルームの看板持ちのバイトは、どんなに暑い日でもスーツの着用義務があった。当然...
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音楽連載小説 第九話

【第八話はここから】 高岸は律儀にも石崎さんのバンド名候補をメモし始めたので、石田さんが慌てて止めていた。石崎さんも「すまん何も思いつかなかった…」といって頭を下げた。気を取り直して石田さんが高岸のメモ帳を取ってバンド名を書いて他の...
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