連載小説リバーポートソング 第四話 石田さんはそれを読むと吹き出して「まじめにやれ」と笑いながら石崎さんに軽くチョップした。 【第三話はここから】【あらすじと今までのお話一覧】 打ち上げが終わったのは九時半ごろで、外は雨だった。僕らは間抜けな事に傘を持ってきていなかった。エーテルワイズには機材車があってそれはギタリストのコネによるものらしかった。彼は僕らも送ってく... 2020.07.06連載小説
連載小説リバーポートソング 第三話 僕たちは可能な限りその四文字を頭から追い出して生活していた。 第二話はここから【あらすじと今までのお話一覧】 ライブは休日のお昼のイベントで、対バン形式で僕らの他に五バンドが参加することになっていた。持ち時間は一バンド三十分位。MC含めて大体五、六曲できる計算だ。ということで今形になっている曲は十曲だ... 2020.06.30連載小説
連載小説リバーポートソング 第二話 僕はかなり熱に浮かされていて、将来の希望や展望、アイデアでいっぱいだった。しかしいざ日常に戻ってみると、夢想だけでそれを実現するための行動を何一つとろうとしなかった。 【第一話はここから】【あらすじと今までのお話一覧】 雪の日の出会いから僕は自然と柳のうちに遊びに行くようになった。僕は出会ったその日から柳とバンドを組みたいと強く思っていたが中々言い出せないでいた。 理由は二つある。実はその出会いの日に、柳... 2020.06.24連載小説
連載小説音楽連載小説『リバーポートソング』第一話 W3は柳のバンドだった。少なくとも僕にとってはずっとそうだった。 W3(ワンダースリー)は手塚治虫の漫画から取った。柳の本棚にあったから。スリーピースだった時期は短かったけど気にしなかった。Pizzicato Fiveも5人じゃない。けれど、人から聞かれたときはWinslow Homer、Winsor M... 2020.06.19連載小説
アルバムレビューPerfumeがPerfumeになった名盤『GAME』【全曲解説】 今回はPerfumeのファーストアルバム『GAME』を取り上げます。Perfumeは最早説明が要らない程の国民的なテクノポップユニットですが、その原点となる本作を、今あらためて聴きかえす事で色々と見えてきたんでそれを紹介したいなと。このアル... 2020.06.17アルバムレビュー
セレクションドラムがカッコいい曲【邦楽編】 今回はドラムがカッコいい曲邦楽編です。一言に「カッコいい」って言っても色々な恰好良さがあります。なるべくいろんなパターンのドラマーを集めてみました。それではどうぞ!ちなみに洋楽編はこちらから。1. サディスティック・ミカ・バンド「塀までひと... 2020.06.16セレクション
アルバムレビュー60’sロックのサイケデリックでアーティスティックなロックのテイストを極めたゆらゆら帝国初期の名盤『ミーのカー』 今回は1999年に発表されたゆらゆら帝国のセカンドアルバム、『ミーのカー』を解説していきます。60年代のロックが纏っていた荒々しさやサイケな雰囲気、アートな香りを漂わせたサウンドが衝撃的な一枚。彼らの代表作といえば『空洞です』ですが、それよ... 2020.06.15アルバムレビュー
セレクションベースソロがカッコいい曲 いままでベースラインのカッコいい曲、ベースリフのカッコいい曲をそれぞれやっていきましたけど、今回はベースのソロのカッコいい曲を特集します。ギターソロというのは良く聞きますが、ベースソロはあんまり聞いたことがないな、という方は多いのではないで... 2020.06.15セレクション
アルバムレビューザ・ローリング・ストーンズ最高傑作『レット・イット・ブリード』 Apple Musicで聴く、Spotifyで聴く今回はローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の名盤『レット・イット・ブリード』(Let It Bleed)を紹介したいと思います。本作はストーンズのみならず、ロックそ... 2020.06.07アルバムレビュー
ランキングSMAPが音楽的にも凄いグループだったことがわかる初期の名曲ベスト10 いまの30代より上の人たちがSMAPすごい、すごいっていうのがあんまり若い人にはわかんないとおもうんですよね。今日は彼らの凄さのほんの一面ではあるんですけど、実は曲も凄かったんだということがわかる、SMAP初期の名曲べスト10をお送りしたい... 2020.06.01ランキング