2022年2月、3月の備忘録をお送りします。
「Destiny Troopers」カプコン・サウンドチーム
『エクストルーパーズ』というゲームのサウンドトラックの一曲。
北川保昌というカプコン所属のゲームミュージック作曲家による曲みたいです。
質問箱で「この曲に似た曲を教えてください」という質問が来てたのでしったんですけど、トロピカルムードあふれるゆったりとしたEDMでまんまと僕も好きになってしまいました。
『Aspects』STR4TA
アシッド・ジャズ(Acid Jazz)やトーキング・ラウド(Talkin’ Loud)レーベルの主催ジャイルス・ピーターソンとインコグニートのブルーイによる新プロジェクトSTR4TAによる2021年発表のファーストアルバム。
共に90年代のイギリスの音楽シーンも盛り上げてきたレジェンド二人によるアルバムですが、生演奏とシンセの程よい塩梅が気持ちのいい快楽性の高いジャズファンクで、懐かしさと2020年代っぽいフレッシュさもある一枚でした。
深夜のニュース番組とかに使われていそうな、お洒落で踊れるチューンが満載で実用性も高く、これは長く聴けそうです。
『EP2』Yaeji
韓国系アメリカ人のDJ/プロデューサー、Yaeji(イェジ)の2017年発表の2枚目のEP。
聴きどころはYouTubeのリンクもはりつけた「Raingurl」ですかね。トラックがバッキバキで超カッコいいです。
Drakeの「Passionfruit」のカバーも入っていてそちらもメロウで気持ちいいっす。
『喜納昌吉&チャンプルーズ』喜納昌吉&チャンプルーズ
「花〜すべての人の心に花を〜」でも有名な喜納昌吉&チャンプルーズのファーストアルバム。
このアルバムは琉球民謡とロックの理想的な融合というべきサウンドで、昔初めて聴いたときは琉球民謡の要素が渋くて良く理解できなかったんですけど、久々に聴いたら見事にはまりましたね。
志村けんの「へんなおじさん」の元ネタにもなった「ハイサイおじさん」も収録しています。
殆どの音源はライブ録音で、力強いドラムとやけに野太いベースが最高です。
アンビエントと琉球民謡が合体したような「東崎」も異彩を放っています。
このような音楽性にさらにディスコやサーフロック、アンビエントを取り入れた2ndとかも世界遺産レベルの重要作ですのでおススメです。
2ndはSpotifyには今のところないですけど、Apple Musicにはありますので是非。
『I’m in Your Mind Fuzz』King Gizzard & the Lizard Wizard
オーストラリア、メルボルン出身のサイケデリックロックバンド、King Gizzard & the Lizard Wizardによる2014年発表の5枚目のアルバム。
彼らはリリースペースが早くて活動期間の割に結構アルバムで出るのでどれから聴いていいのかわからないという方も多そうですけど、個人的にはこれがおススメです。
アルバムのタイトル通り、ファズギターのサウンドがカッコいいサイケデリックロックアルバムで、サイケ愛、ファズ愛を感じる、疾走感とトリップ感のあるサウンドにやられっぱなしの42分です。