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2021年5月の備忘録:Skee-Lo/Squarepusher/DJ Khaled/Digable Planets

80年代に関するアルバムと曲の企画が終わったので、今月は結構開拓できましたね。

割と充実していたひと月でした。

相変わらずコロナの影響であまり外出もできずみたいな日々は続いていますけど。

どうなっちゃうんですかね。

“I Wish” Skee-Lo 1995年

タイトルどおり「○○だったら良かったのに~」という願望をラップした、Skee-Loの大ヒット曲。ラップにはセルフボースティング(自分自慢)の曲ばっかと思ってる方はいるかもしれないですけど、これは自虐的なラップソングなんです。

「もっと背が高かったらな、そしたらバスケで活躍できたり、素敵な彼女をつくれるのに」みたいなことを歌っています。

Bernard Wright「Spinnin’」という曲をサンプリングしています。

ライムスターっぽいコミカルな曲で、彼らのファンなら好きかもしれないですね。

映画『フォレスト・ガンプ』をパロディにしたPVも名作です。

Big Loada Squarepusher 1997年

イギリス、エセックス州出身の電子音楽家、スクエアプッシャーこと、トム・ジェンキンソンの1997年に発表されたEP。

スクエアプッシャーは以前からちょくちょく聴いていたんですけど、このアルバムを本腰入れて聴いたのは今回が初めてでした。

“Come On My Selector”とか “A Journey to Reedham (7.AM Mix)”とかいくつか代表曲も入ってるんですけど、オススメはメロウな上物に対してバッキバキに攻撃的なリズムトラックでぐいぐい聴かせる”Massif (Stay Strong)”ですね。

”POPSTAR” DJ Khaled ft. Drake  

今年全米No 1を獲得して話題になった、DJ Khaledの最新アルバム収録の一曲。

とにかく豪華な客演が魅力なアルバムですけど、そのなかでもDrakeを起用した中毒性のある一曲がこれ。

曲自体は2020年の7月、去年に出たものです。

DJ KhaledのプロダクションチームによるトラップビートにDrakeが自らのポップスターっぷりを自慢げに披露して見せる(事実彼は最強のポップスターの一人ですからね)ラップが光る名曲でして、勿論曲もいいんですけど、豪華なPVが最高なんですよね。僕自身何回見たかわかんないです。

なんとJustin BieberをPVに起用して、奔放な生活を送るポップスターを演じさせています。

勿論曲で実際にラップと歌を披露しているのはDrakeでそれにアテレコの形でPVで起用されているんですよね。

その経緯みたいなものもPVの始めに寸劇みたいに面白おかしく、描かれています。オチも面白くて、要チェックです。

Blowout Comb Digable Planets 1994年

今回ヒップホップ多めですね。

ディゲブル・プラネッツといえば1993年発表のファーストReachin’ (A New Refutation of Time and Space)のほうが名盤として有名で、それしか聴いたことなかったんですけれども僕はこっちのほうが好きでした。

ジャズやアンビエント的な抑制されつつ洗練されたトラックがとにかく心地よい一枚です。

ウェス・モンゴメリーとかもサンプリングしているんですよ。

あと、ディゲブル・プラネッツは男女混合ヒップホップグループなんですけど、男性の低音と女性の高音でメリハリやヴァリエーションもあっていいんですよね。

みな淡々と抑制されたライミングでクールに聴かせるので、統一感もありますし。落ち着いた雰囲気で、ヒップホップになんとなく苦手なイメージを持つジャズファンにも聴いてもらいたい一枚です。

おすすめの曲はGrant Green “Luanna’s theme”の頭をサンプリングしたBlack Egoと左右に心地よくパンニングしていく編集もいい感じのJettin’

Spotify, Apple Music

ギターマガジン、ケヴィン・シールズ特集

My Bloody Valentine(以下マイブラ)が3月末に音楽サブスクリプションサービスで解禁されて大いに話題になりました。

本当は昔から聴けて一時期休止していただけなんですけれども。

このタイミングでギターマガジンでマイブラのギター担当のケヴィン・シールズ大々的な特集がありまして、この内容が濃いんですよね。

ギターマガジンはその名の通りギターの専門雑誌でして、ほぼギターのことしか載っていません。

しかし、My Bloody Valentineのサウンドの極意に迫ったかなり充実した内容の記事でして、ギターを持っていなくてもファンなら買って損はないです。

特に名盤『ラブレス』をどうやって作ったかギターのケヴィン・シールズが一曲、一曲解説しているセクションは必見です。

あとはヒップホップの影響が語られていたり、サンプラーが多用されていたり、とにかく、知らなかった事実のてんこ盛りなんです。

店頭になくても今ならAmazon等で在庫を購入可能ですので、まだの人は売り切れる前に是非。

昔はギター・マガジンは定期購読してたんですけど、ギターを辞めたタイミングで読まなくなりました。ということで十年ぶりぐらいに同誌を購入しましたね(笑)。

これは本当に永久保存版だと思います。

非英語圏のオールタイムベスト

Twitter上で、Peterさんという方が企画された「非英語圏(邦楽も除く)のアルバムを人気投票してベスト100を決めよう」という面白い投票企画が行われてまして、僕も参加させていただきました。

正直言ってまだまだ、非英語圏の音楽は深堀がたりなくて、正直自分の選盤にもあんまり自信が持ててないんですけど、やってて面白かったですね。

結果が楽しみです。

あとはサッカーチーム作ってあそんでいました。

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