2021年9月、10月の備忘録/Dave/Koffee/Major Lazer/Suzanne Kraft/佐野元春/Men I Trust

はい、今回は9月10月の備忘録をお送りしたいと思います。

やっと80年代曲ランキングの集計おわって、発表して、日常に戻れそうなかんじですね。一曲一曲初出年号と表記の正誤をチェックしてるんで、時間かかりましたよ…。

まあ、そこまで厳密にやんなくても…と思うかもしれないですけど、アルバムランキングより、表のばらつきが著しいので、本当に一票で順位がかなり動いたりするんであんまりいい加減なこともできないんですよね。

なのでそこはできる限り正確にやっていきました。

毎回行っていますがもう二度とやりたくないです(笑)。

ということで今回も9月10月と2か月分一度にやります。

Dave 「Lazarus (feat Boj)」

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イギリスのラッパー、プロデューサー、そして俳優もこなすDaveの今年でた2ndアルバム『We’re All Alone in This Together』からの一曲。

シングルカットもされてない比較的地味なポジションの曲なんですけど、これめちゃくちゃ良いですね。

DRB LasGidiというナイジェリアのグループからBojというシンガーが参加してます。

アルバムの他の曲よりちょっとメロウでトロピカル的なトラックで、その上でDaveの鋭いラップが聴けて、2度おいしいって感じです。

サビ部分ではBojのYorùbáというナイジェリアの南東部で話されている言語で歌っていて、それもこの曲に独特の雰囲気を与えてくれています。

Koffee「W (Lyrics) Feat. Gunna」

最近ではJ-Husがフックアップしたことでも話題のジャマイカ出身のレゲエシンガー、Koffeeが2019年にラッパーのGunnaをフィーチャーした一曲。

レゲエといっても大半の人が想像するようなサウンドじゃなくて、この曲なんか、もうヒップホップやR&Bに近いスタイルですね。

バレアリックでトロピカルムードあふれるサウンドに乗っかるKoffeeのフロウがとにかく心地よい一曲で何回でも聴けます。

理由はわかりませんが、残念ながらストリーミングサービスやYouTubeの公式音源が配信停止になってしまっています。

Major Lazer & DJ Snake「Lean On (feat. MØ)」

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Major LazerはDiplo、Walshy Fire、Ape DrumsによるEDMのDJユニット。

この曲はデンマークのシンガーとDJ Snakeをフィーチャーした曲で、ジャンル的にはムーンバートン (Moombahton)と言われてるみたいです。

この曲もトロピカルでダンサブルな心地よいトラックで、それにMØのハスキーなボーカルがマッチしててついついリピートして聴いてしまう中毒性のあるナンバーです。

Suzanne Kraft『About You』

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Suzanne KraftはLA出身でアムステルダム在住のミュージシャン、Diego Herreraによるプロジェクト。

もともとバレアリックなサウンドで注目されて、ニューエイジのディスクガイドなどでも紹介されていたアーティストです。

しかしながら、本作は今年でたアルバムなんですけど、今までとはちょっと違う作風なんですよね。

まず今まではインストメインだったんですけど、本作では基本的に歌が入ってます。

そしてどちらというとニューエイジというよりは、シューゲイズドリームポップに近い作風になっています。

歌のキーも低めで歌い方もけだるい感じで、そういうドリームポップやシューゲイズが好きな人におすすめです。

佐野元春「エンターテイメント!」

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かっこよく歳をとるというとことはなかなか難しいことだと思いますが、この2020年に発表された曲を聴くと歳をとることも悪くないと思えてきますね。

相変わらず歌詞もサウンドのシャープで格好いいです。

サウンドはバンドでしかできない、バンド的な快楽のある曲ですし、2020年のムードを良く表している歌詞は、ただ現状を嘆いたり、皮肉るだけじゃなくて、勇気を与えてくれるようなメッセージになっていて、しかも押しつけがましくないというさじ加減も絶妙です。

Men I Trust「Organon」

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Men I Trustはカナダ、ケベック州モントリオール出身のインディーポップバンド。

この曲は今年でたアルバム『Untourable Album』のオープニングトラック。

アルバムのジャケットのように靄に包まれたような夢心地のドリームポップナンバー。

アルバム全曲がほぼこんなムードで全部素晴らしいんですけど、この曲は突出して気持ちがいいですね。

2分30秒という短さで終わってしまうこともあって本当に何度もききました。

今月の書籍:磯部涼『令和元年のテロリズム』

今回から読んだ本もすこし挙げてみようと思っています。

今回は音楽ライター磯部涼氏によるルポ 『令和元年のテロリズム』 を取り上げたいと思います。

川崎殺傷事件元農水事務次官長男殺害事件京都アニメーション放火殺傷事件、という令和元年に起こった3つの事件について、犯人達にいったいなにが起きていたのか、その社会的な背景に何があったのか、東池袋自動車暴走死傷事件にも言及しつつ、解き明かしていこうという渾身のルポルタージュです。

異常な事件が起こったときに犯人を異常者扱いして片付けるのは実に簡単だと思うんですよね。

でも、一歩間違えれば自分もそこまで追い込まれてしまうことってあるかもなと思うときってあると思うんですよ。

特に元農水事務次官長男殺害事件なんか子を持つ親なら、身につまされると思うし、東池袋自動車暴走死傷事件だって車を運転する人ならだれにでも起こりうることですからね。

だからこそどうして加害者はそういう状況に陥ってしまったのか、どうすれば防げたのか、答えは出なくても考えなくてはならないのかなと思います。

この本はそういうことを考えるきっかけにもなりますし、加害者がおかれていたのはどういう状況だったのか、社会がどの様にそれに作用していたのかを映しだしてくれる一冊です。

おすすめです。

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