非英語圏のオールタイムアルバムベスト30

今回は非英語圏のオールタイムアルバムベスト30をお送りしたいと思います。

Twitter上でPeterさんという方がやられていた非英語圏のオールタイムベストアルバムという企画があったんですけど、これに僕も参加させていただきまして、これはその時の投票の内容になります。

非英語圏というのはどういうことかと言うと、日本と英語圏(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)以外の地域をさしてまして、今回の企画はそれらの地域で発表されたアルバムのオールタイムベスト100を決めようっていう趣旨なんです。

なので実際にはジャマイカとか英語を使ってる国のアルバムとかもランクインしています。

結果の方は Peterさんがもうすでにまとめていらっしゃるのでこちらのリンクを参考にください。

非常に面白い結果になっていると思いますし僕自身も勉強不足で知らないアルバムとかもたくさんありました。

なんとなく洋楽のくくりにで紹介されるアルバム以外の他の地域の名盤を知りたいと思ったら非常に参考になるリストだと思います。

できれば僕自身がやりたかったなと思うくらい素晴らしい企画でした。

ということでその企画に投票したベスト30を今回は紹介していきたいと思います。

30位『Faust』Faust ドイツ

ドイツの実験的なロックバンド、ファウストが1971年に発表したファーストアルバム。

ビートルズとかをサンプリングしてたり、ロックだけでなく電子音楽とかジャズとか様々な要素がごった煮になった実験的なアルバムで、何度聴いても全体像が把握できないような捉え所のなさが魅力でもあります。

逆にそれが、本作のとっつきにくさや本作の明確なフォロワーが居ないところにも繋がってしまっているんですけれど。

手のレントゲン写真をフィーチャーした、透明なビニールカバーのアルバムジャケットのデザインも秀逸です。

*サブスクなし

29位『Life』The Cardigans スウェーデン

世界的な成功を収めたスウェディッシュ・ポップバンドの代表作。

ABBAなどに代表されるようにスウェーデンではポップミュージックも盛んで世界にかなり流通してるんですよね。

彼らもそういう流れの中の一員でして、日本でも当時結構流行りました。

スウェーデン語じゃなくて英語で歌ってます。

「カーニヴァル」という曲が有名で、聴いたことある方多いのではないでしょうか。

お洒落でキュートなポップソングなんですけど、どことなく醒めた視点というか憂いを帯びているのがいいですね。

本人たちは実はブラック・サバスとかも好きでして、カバーとかやっているのも面白かったりします。

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28位『Garion』Garion 韓国

韓国のヒップホップグループ。

僕は90年代の日本のヒップホップが好きなんですけどそれに近いような空気感があってよいです。

具体的にはその国におけるヒップホップ黎明期のヒリヒリとした感じですかね。

これからヒップホップを盛り上げていこうという意気込みが感じられる一枚なんですよね。

韓国語分からないんで何を言ってるかわからないっていうのは本当残念なんですけれども。

日本語、英語以外のヒップホップは、言葉の響きの違いの面白さがあるので、興味があったら結構追求してみると面白いと思います。

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27位『Sowiesoso』Cluster ドイツ

ドイツのエレクトロニック・ポップ、アンビエント、スペース・ロックの2人組、クラスター

ブライアン・イーノとかとも共演していて、そちらのアルバムも結構有名だったりします。

アルバムによっては実験的要素が強くて人には勧めにくいものもあるんですけど、アンビエント、ニュー・エイジよりで、メロディアスな本作は聴きやすいほうだと思います。

クラスター入門編としてもおすすめですね。 

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26位『Endless Summer』Fennesz オーストリア

オーストラリアのギタリスト、クリスチャン・フェネスが2001年に発表した名作。

基本的に彼の弾くギターをデジタルで加工したり、グリッチノイズを追加したりしたサウンドがメインのアルバム。

タイトルやそのアルバムカバー通り、なんとなく夕暮れっぽさだったり、夏の終わり的な雰囲気をたたえたような楽曲群で、ノイズミュージックなんだけど胸が苦しくなるような切なさを有したアルバムです。

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25位『Because I love you』유재하 (Yoo Jae-ha) 韓国

残念ながら本作一枚を発表した後、自動車事故で他界してしまった韓国のシンガーソングライターのポップな一枚。

いかにも80年代的な音像で、とっつきやすいアルバムではあるんですけれども、所々アレンジで変わっているところがあったりするんですよね。

例えば一曲目なんか非常に聴きやすいんですけど、ドラムのパターンとかがよくよく聞いてみるとかなり凝っていたりして面白いです。

韓国語の響きが、日本人には耳慣れないこともあって、新鮮に聞こえるという楽しみもあったりします。

韓国には素晴らしいアルバムは他にもたくさんあると思うので、最近のK-POPなどに限らずこういうところはもっと探求して聞いてきたいなと思ってます。

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24位『Africa Brasil』Jorge Ben ブラジル

ブラジルってやっぱりサンバボサノバっていうイメージが結構あると思うんですけど、ロックもやはり盛んなんです。

このジョルジ・ベンっていう人はこのアルバムで、ボサノバやサンバにロックやファンクの要素を取り入れたりしてるんで、ブラジル音楽になじみないロックファンとかでも結構聴きやすいアルバムだと思いますね。

本作で一番有名なのは「タージ・マハル」って曲で、曲調をロッド・スチュワートにパクられたりしたことでも有名です。

でも意外と本国ではなぜかイマイチ人気がなかったりするらしくて、ブラジルの知り合いにジョルジ・ベン好きなんだって言ったら「それよりもジルベルト・ジルとか聞け!」みたいなこと言われたりしました。

あとジョルジュベンは一番有名な「マシュケナダ」という曲があってそれは多分どっかで皆さん聞いたことあるんじゃないかなと思うので、そこからチェックしていただくのもありかなと思ってます。 

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23位『Island of Dreams』D.K フランス

フランスのミュージシャンによる2016年作。

今回紹介する中では一番マイナーな一枚かもしれないですね。

しかし、おすすめ度でいったら結構高いアルバムです。

シンセ主体のポップなインストアルバムなんですけれども、バレアリックな黄昏たサウンドで、トロピカルムードもあって、聴きやすいだけでなくて踊れる感じでもあります。

どこか知らないリゾートで、夕暮れ時に一人いるみたいな、そんな感じに浸れる一枚だったりもしますね。

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22位『Obzen』Messuggah スウェーデン

カーディガンズのところでスウェーデンはポップスが盛んという話をしましたけれども、一方でメタルも非常に盛んなんですよね。

スウェーデンのチャートってメタルとスイートなポップスが同居しているなかなかユニークなチャートになっているらしいです。

彼らはスウェーデンを代表するメタルバンドでしてかなり世界的に影響を与えているミュージシャンでもあります。

特筆すべきところはメタリックで重厚な独特の攻撃的なギターサウンドですよ。

*閲覧注意

本作収録の「Bleed」という曲なんか本当に鉄の塊で何度も殴られ続けてるようなものすごい暴力的なサウンドで、初めて聴いた時結構衝撃を受けました。

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21位『Troupeau bleu』Cortex フランス

フランスのジャズファンクグループのCortexの名盤。

渋谷系とか好きな人もぜひ聴いてもらいたいですね。

でもやっぱりこの独特なおしゃれな感じはフランスっぽいなーって思いますよね。

今回他にもいくつかフランスのアルバム選んでるんですけれども、やはりちょっと他にはの国にはないスマートさみたいなものが感じられて面白いです。

そういうものを意図的に選んでるだけって言われればそうかもしれないんですけど、これがお国柄ってやつなんですかね。

そういう意味ではもう解散してしまったんですけど、ダフトパンクはフランス出身なんですけど、それっぽくないですよね。

やはりアメリカとかに近いイギリスとかそういう音楽に近いような感じはあります。

そういうものを手本としても実際にサンプリングとかして音を作り上げてるって事もあると思うんですけど。

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