※本稿はサンプリングについてのあれこれをメモ帳的に張り付けていく雑多な記事です(随時更新)。
ダフトパンクはサンプリングアーティスト?
Daft Punkが解散を表明した時、僕のTwitterのタイムラインがほぼダフトパンクで埋め尽くされるという凄い状況が2日間ぐらい続いたんですよね。
彼らがいかに愛されていたかを目の当たりにしたんですけど、同時に、彼らの今まで自分がまったく知らなかった側面が次々と明らかになって、自分が彼らの音楽を表面的にしか摂取してこなかったんだなと気付かされました。
というのも僕はいままで、「Daft Punkはサンプリングを駆使して音楽を作り上げてるアーティストだ」ってことをまったくしらなかったんです。
この動画は彼らの代表曲「One More Time」のサンプリングの元ネタを明らかにしてる動画なんですけど、これの一部がTwitterで流れてきて初めて、Daft Punkがサンプリングミュージシャンだったんだと知って衝撃を受けました。
事実上の最終作になってしまった『Random Access Memories』では多彩なゲストを呼ぶ事でSteely Danみたいな、ある種サンプリング的な発想で彼らがアルバムを作ってたのは知ってたんですけど、そもそも初期の音源で、こんなにもサンプリングを使ってサウンドを組み立てているアーティストだなんて考えたことなかったんです。
それは彼らがマニアックなサンプリングの仕方をしているというのと、参照先の70年代のディスコやソウルなどのジャンルにあまり僕が明るくないというのが原因だったんですけど。
ということで、自分が認識しているよりもサンプリングというものは21世紀の音楽シーンにかなり根付いた技法なんだろうなとその時思いました。
サンプリングと著作権
サンプリングは自分で録音したものを使用するよりも、他の人の録音物を使用するのが主流ですが、著作権はどうなっているのでしょうか。
むかしはもっと緩かったので放置されていたとか、むしろ厳しかったなどという話もちらほら聞きますが…。
そんなときになるほどなと参考になったのが下記の記事でした。
いろんな曲の音をサンプリングをしてオリジナル曲を作ったけど、誰にも許可は取らなくていいの?
ちょっと古い記事なので判例とかも増えてるかもしれないので、微妙な点もありますが。
サンプリングの奥深さ。
機材
Roland SP-404SX ザ・定番サンプラー
SP-303やSP-404シリーズ使用者:J Dilla, Madlib, Joji, MF Doom, Flying Lotus, James Blake, Ras G, Grimes, Four Tet, Beck, Radiohead, Animal Collective, Toro y Moi, Oneohtrix Point Never (Daniel Lopatin)
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