映画を見ていてふと「この曲いいなぁ」っておもって後で何の曲かチェックしたり、場合によってはサントラを買ってしまった経験ってないでしょうか?
映画には様々な音楽が使われます。その映画のために作られたオリジナルのスコア(映画音楽)もあれば、もともとあったポピュラーソングを使うこともあります。
ポピュラーソングには、映画の適切な場面に使用して、場面を盛り上げたり、その曲がヒットした当時の空気感を演出したりと色々な使い道があります。
今回の特集ではそんな、効果的に使われた曲が映画のなかで特に深い印象を残したものを選んで紹介していきます。
注意:基本的に映画を見るにあたって致命的なネタバレはしないように気をつけたつもりですが、「こういうシーンがあるよ」というのはわかってしまうので、それすらも嫌な方は読まないほうがいいかもしれません。
- 1. ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ドライブ』( Nicolas Winding Refn Drive )
- 2. ヴィンセント・ギャロ監督『バッファロー66』(Vincent Gallo Buffalo ’66)
- 3. アルフォンソ・キュアロン 監督『トゥモロー・ワールド』( Alfonso Cuarón Children of Men)
- 4. クエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』(Quentin Tarantino Pulp Fiction)
- 5. 王家衛 (ウォン・カーウァイ) 『恋する惑星』( 英語名:Chungking Express 原題:重慶森林)
- 6. 青山真治『サッド・ヴァケイション』
- 7. デヴィッド・リンチ監督『ブルー・ベルベット』(David Lynch Blue Velvet)
- 8. リチャード・ケリー監督『ドニー・ダーコ』( Richard Kelly Donnie Darko)
- 9. ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』(Rob Reiner, Stand By Me)
- 10. フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録』(Francis Ford Coppola Apocalypse Now)
- まとめ
1. ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ドライブ』( Nicolas Winding Refn Drive )
曲:エレクトリック・ユース「ア・リアル・ヒーロー」(College & Electric Youth “A Real Hero”)
ライアン・ゴズリング演じるドライバーの男が、キャリー・マリガン演じる人妻に恋をし、とある犯罪事件に巻き込まれていくという、バイオレンス映画でもあり恋愛映画でもあるというなんとも奇妙な味わいの映画、『ドライブ』。
大ヒットとはいわないですが、いまだにカルト的な人気のある映画で、僕も大好きです。
さて肝心の曲です。
ライアン・ゴズリングとキャリー・マリガンと彼女の子供の3人で夕暮れの中、ドライブに行く美しいシーンがあるのですが、その場面で流れるのが、
カレッジ&エレクトリック・ユース「ア・リアル・ヒーロー」(College & Electric Youth “A Real Hero”)。
映画の中でも最も印象的なシーンの1つです。
実はこの曲の歌詞の内容は実際に起こった事件から着想を得ているのです。それがUSエアウェイズ1549便不時着水事故という飛行機事故なのですが、「ア・リアル・ヒーロー」はその飛行機の機長だった、チェズレイ・サレンバーガーの勇気ある行動をたたえた曲なんですね。
で、じつはこの曲のもとになった話自体をクリント・イーストウッド監督が映画化したのが『ハドソン川の奇跡』(原題:Sully 2016年公開)なんです。
『ハドソン川の奇跡』も名作ですので映画好きの方は必見です。
2. ヴィンセント・ギャロ監督『バッファロー66』(Vincent Gallo Buffalo ’66)
曲:キング・クリムゾン「ムーン・チャイルド」(King Crimson “Moon Child”)
ミュージシャン、画家、俳優としても活動し、複数の肩書きを持つ監督ヴィンセント・ギャロ。
彼が初めて監督し、脚本まで執筆したのが『バッファロー’66』(1998年公開)です。
公開当時は日本でも大々的なヒットとは言いませんが結構流行ったんじゃないでしょうか。
刑務所を出所してきたヴィンセント・ギャロ自身が演じる主人公が、偶然通りかかったクリスティーナ・リッチ演じるヒロインを誘拐し、家族の前で婚約者のフリをさせようとするというお話。
クリスティーナ・リッチがボーリング場で唐突にタップダンスを始めるという幻想的なシーンでかかるのがキング・クリムゾン「ムーン・チャイルド」。
映画のハイライトと言える非常に印象的なシーンです。
そのほかネタバレになるため言えませんが、とある重要なシーンでもYesの「燃える朝焼け」(原題:Heart of Sunrise)が使われたり、エンディングでは同じくYesの「スウィートネス」(Sweetness) が流れますのでプログレ好きは必見です。
この映画を機にYesやクリムゾンの音楽に触れた、という方も実はいるのではないでしょうか。
3. アルフォンソ・キュアロン 監督『トゥモロー・ワールド』( Alfonso Cuarón Children of Men)
曲:キング・クリムゾン「クリムゾンキングの宮殿」(King Crimson “ The Court of the Crimson King”)
同じくキング・クリムゾンの曲をフィーチャーした映画に『トゥモロー・ワールド』があります。
子供がまったく生まれなくなってしまった近未来を舞台としたディストピア映画。
場面がカットされずに途切れることなく続いていく、「長回し」という手法が随所で効果的に使われたことでも有名な映画です。
さて肝心の曲の話に戻りましょう。
主人公が、退廃したロンドンの町並みから上流階級が住む特区へ赴く場面で、キング・クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」が流れてきます。
退廃した地区と、軍によって保護された裕福層が暮らす地域との対比が、そのまま曲の展開の変化とも調和していて、画面にマッチした選曲になっています。
その後のシーンではピンク・フロイドファンなら思わずニヤリとするシーンがあるので是非みていただきたい作品です。
4. クエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』(Quentin Tarantino Pulp Fiction)
ディック・デイル「ミザルー」 Dick Dale “Misirlou”
『パルプ・フィクション』は90年代に公開された映画で、最も影響力のある映画といっても過言ではないのではないでしょうか。
かくいう筆者も一時期生涯ベストワン映画は『パルプ・フィクション』だと思っていた時期がありました。
映画ファンの誰しもが一度は通る道かもしれません。
またタランティーノ監督が二作目にしてその評価を決定的なものにした映画でもあります。
そんな『パルプ・フィクション』のオープニングに使われた曲が、ディック・デイルの「ミザルー」。
ギターのインスト曲ですが、テレビなどでも頻繁に使用されるため、あっ、これ聴いたことある!と言う方も多いのではないでしょうか。
そんなの知らないぞ、という方も騙されたとおもって聴いてみてください。
多分聴いたことあるはずです。
ディック・デイルは1960年代に主に活躍したギタリスト。
サーフィン/ホットロッドミュージックで知られています。
最近はその影響力が多方面に展開していることから再評価の機運が高まっていましたが、残念ながら2019年に亡くなってしまいました。
タランティーノ監督といえば映画『キルビル』のテーマソングは、布袋寅泰さんが担当していましたね。
こちらもバラエティ番組などでよく使われていますので聴いたことある方も多いかとおもいます。
5. 王家衛 (ウォン・カーウァイ) 『恋する惑星』( 英語名:Chungking Express 原題:重慶森林)
ママス・アンド・パパス「カリフォルニアドリーミン」 The Mama’s And The Papa’s “California Dreamin’ “
そんなタランティーノ監督が評価したという事で日本でも大々的に宣伝されたのが本作ウォン・カーウァイの『恋する惑星』。
おしゃれな映画として当時人気を博しました。
香港を舞台としたちょっと風変わりなラブストーリーで、金城武とトニー・レオンのダブル主演映画です。
歌手のフェイ・ウォンも重要な役どころで出演しており、映画用にクランベリーズの「ドリームス」のカバーを提供しています。
今回ご紹介したいのはママス・アンド・パパスの「カリフォルニア・ドリーミン」。
この曲も有名ですね。聴いたら「知ってる!」っていうかたも多いと思います。
ネタバレになってしまうためあまり詳しくは書けませんが、この「カリフォルニア・ドリーミン」は後半部の主人公であるトニー・レオン演じる警察官とフェイ・ウォン演じる飲食店の店員の出会いのシーンのバックで流れています。
この曲が後々の伏線になっていまして、主人公の心境の変化を上手く表現する小道具的な役割を果たすのですが、それがどういう物かというのは是非映画を見て確認して頂きたいですね。
ウォン・カーウァイは既存のポップミュージックを映画の中で使うのが上手い監督だと思います。
『恋する惑星』の前作にあたる『欲望の翼』でも音楽の使い方がとてもスタイリッシュで痺れました。
いつかウォン・カーウァイの音楽だけを特集した記事を書きたいぐらいです。
6. 青山真治『サッド・ヴァケイション』
ジョニー・サンダース「サッド・ヴァケイション」( Johnny Thunders “Sad Vacation”)
青山真治監督による2007年の映画『サッド・ヴァケイション』。
見てお分かりの通り、この映画のタイトルはジョニー・サンダースの「サッド・ヴァケイション」という曲から取られています。
『サッド・ヴァケイション』は『Helpless』『EUREKA』に続く北九州を舞台とした連作、いわゆる“北九州サーガ”の第三作目にあたります。
一本一本話が独立しているのでいわゆる続きものではないのですが、この三作は登場人物も重複していて、「この登場人物がこうなるのか!」という驚きもあったりするので、是非三作とも見てほしいです。
『サッド・ヴァケイション』は『Helpless』で主人公だった浅野忠信演じる、健次が主軸の話。
健次を幼い頃に捨ててでていった母親との再会、彼女の再婚相手が経営する運送会社の間宮運送の周辺の人々の物語です。
『EUREKA』の登場人物のその後も出てきますし、三部作のしめくくり的な作品と言えます。
ジョニー・サンダースの「サッド・ヴァケイション」はギターと歌だけのシンプルな演奏の曲。
ヘロヘロでくたびれた演奏/歌唱ですが、エモーショナルなんだけど癒し効果があるような不思議な曲ですね。
その癒しの効果のような物が、映画の中で起きている登場人物たちの罪や葛藤を全部包み込んで浄化しようとしているような感じなんですね。
この映画にはこの曲しかない、というようなはまり具合で、まさにタイトルがこの曲のタイトルのサッド・ヴァケイションなのも、そのまま納得できます。
ジョニー・サンダースはパンクにも多大な影響を与えたロックバンド、ニューヨーク・ドールズのギタリストでした。
その後パンクバンド、ハートブレイカーズを結成。『L.A.M.F』という名盤を残します。この曲はそのあとのソロキャリア時代の楽曲ですね。
青山真治監督は自分で作曲も手がけるタイプの監督で、いくつかの作品では監督、脚本だけでなく音楽も担当しています。
海外ですと監督自ら音楽まで作曲してしまうので有名なのはジョン・カーペンター監督ですね。
7. デヴィッド・リンチ監督『ブルー・ベルベット』(David Lynch Blue Velvet)
ロイ・オービソン「イン・ドリームス」(Roy Orbison “In Dreams”)
『ブルー・ベルベット』はアメリカの田舎町で起きる奇怪な出来事にカイル・マクラクラン(Kyle MacLachlan)演じる青年が巻き込まれていくという映画。
ジャンル分けが難しい映画ですね。あえて定義するならサスペンスでしょうか。
しばしばその作風から難解といわれるリンチ監督ですが、他の作品より話自体はわりとストレートですので、デヴィッド・リンチ入門編としてもおすすめです。
主人公が組織のアジトのような場所に連れ込まれ、そこで強制的に聴かせられるのが、
ロイ・オービソンの「イン・ドリームス」(Roy Orbison “In Dreams”)。
ロイ・オービソンはまるで天使のような美しい歌声で知られていますが、この場面ではその美しい歌声が悪魔的に響きます。
ぜひ実際にチェックして頂きたい『ブルー・ベルベット』のハイライトの一つですね。
リンクを張ったこのプロモーションビデオは比較的最近つくられたものらしく、 『ブルー・ベルベット』 のシーンをいくつか取り入れていますね。
デヴィッド・リンチといえばアンジェロ・バダラメンティ(Angelo Badalamenti)という音楽的なパートナーがいまして、この『ブルー・ベルベット』から、リンチの主要な映画の音楽を担当しています。
有名なのはリンチの代表作のTVシリーズ『ツイン・ピークス』のテーマソングですね。
更にリンチは、映画とは関係なしに自分でも音楽活動をしていてアルバムを発表しています。
デュラン・デュランのライブを収めた映像作品の監督を務めたりと音楽とのかかわりが深い監督ですね。
またバダラメンティと組む前の『イレイザーヘッド』では全編インダストリアルノイズがバックで流れているんですよね。
その音響効果がもう1人の主役といってもいい存在感を映画全体で放っています。海外メディアのPitchforkをはじめ、『イレイザーヘッド』のサントラは非常に高い評価を得ています。
8. リチャード・ケリー監督『ドニー・ダーコ』( Richard Kelly Donnie Darko)
ティアーズ・フォー・フィアーズ「ヘッド・オーバー・ヒルズ」Tears For Fears “Head Over Heels”
劇場公開時は振るいませんでしたが、DVDのリリースから徐々にカルト映画として人気を獲得していった名作『ドニー・ダーコ』。
現在は売れっ子の俳優、ジェイク・ジレンホールの初期の主演作になります。
ジレンホール演じる高校生の青年が、自宅を直撃した飛行機事故を運よく回避してから、奇妙な出来事に巻き込まれていく…。
見ている途中は非常に謎が多い映画で、何が起こっているかは最後の方までなかなかわからない映画です。
さて本編で印象的に使われているのはイギリス出身のポップデュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズの2曲。
まずは「ヘッド・オーバー・ヒルズ」。
主人公が通う学校の様子を、スローモーションと早送りを効果的に組み合わせ、物語の主要登場人物の学校での様子をそれぞれ描いてみせていくシーンで使われています。
まるで「ヘッド・オーバー・ヒルズ」のプロモーションビデオのようにほぼ音楽だけ聞かせるという実に大々的にフィーチャーした使い方です。
もう一曲は「マッド・ワールド」 (“Mad World” )。
ネタバレ防止のため、あまり詳しくは言えませんが重要なシーンでながれ、しかも歌詞の内容が映画の中身にあっているんですね。
実はティアーズ・フォー・フィアーズによる本人歌唱ではなく、本作の音楽を担当するマイケル・アンドリュース (Michael Andrews) がゲイリー・ジュールス (Gary Jules) の歌をフィーチャーしたカバーバージョンなのです。
殆どピアノとボーカルのみのシンプルなカバーですが、原曲の世界を更に深化させた美しくも物悲しい演奏で、原曲越えといっても過言ではないでしょう。
このカバーはPVも名作といわれていて、映画監督のミシェル・ゴンドリーによって撮影されました。
9. ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』(Rob Reiner, Stand By Me)
ベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」(Ben E. king “Stand by Me”)
『スタンド・バイ・ミー』はスティーブン・キング原作のひと夏の少年たちの冒険を描いた傑作中編小説が原作の映画。
実は原作の小説、原題はThe Body、「死体」というタイトルなんですね。
実にシンプルで身も蓋もないタイトルですが、その名の通り、卒業を控えた12歳の少年たちが、同い年の少年の死体を探しにひと夏の冒険の旅にでるというお話なんです。
キング原作の映画はたくさんありますが、出来がいいものがかなり多く、原作の小説よりもよい出来になっているものも多いと思います。
特にスタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』は有名ですね。
しかし、キング本人は登場人物の解釈の相違を理由にキューブリック版を認めていないようですが。
「スタンド・バイ・ミー」は、1961年に発表された、ベン・E・キングのソウル、R&Bのヒット曲。
もはや聴いたことのない人はいないといっても過言ではないぐらいの有名曲、スタンダードナンバーではないでしょうか。
さて、映画ではエンディングでエンドクレジットと共に「スタンド・バイ・ミー」が流れるんですが、歌詞が映画の内容とシンクロして実に感動的なんですね。
昔のTV放送とかでは、エンドクレジットの代わりに本作の名場面と共にこの曲を流していました。
それがなんとも言えず泣けるんです。
また、「スタンド・バイ・ミー」だけでなく、この映画には当時のオールディーズの名曲が使われていて、サントラ盤もなかなかいい内容ですので、興味のあるかたは是非。
10. フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録』(Francis Ford Coppola Apocalypse Now)
ドアーズ「ジ・エンド」The Doors “The End”
さあ、この特集も最後の項目ということでドアーズの「ジ・エンド」をフィーチャーした『地獄の黙示録』を取り上げたいと思います。
『地獄の黙示録』はカンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールを獲得した作品ですが、撮影が難航し、現場は混乱、完成すら危ぶまれていたという作品でした。
もともとはコンラッドの小説『闇の奥』が原作で、その舞台をベトナム戦争に置き換えた脚本がもとになっています。
さて、ドアーズの「ジ・エンド」ですがそのタイトルに反して、映画ではなんとオープニングのシーンにいきなり使用されています。
コレがなんとも、この映画のために作ったのではないかと思ってしまうぐらい映像にマッチしており、映画の混沌とした雰囲気を盛り上げているんですね。
「ジ・エンド」は実に12分近くある曲ですが、ジャズ的な要素、サイケデリックな要素が、ロックと上手く融合した名曲で、まったくその長さを感じさせません。
スリリングな12分間を「体験」できる、ロック史に残る名曲の一つです。
この曲を収録したセルフタイトルがついた彼らのデビューアルバムも、名盤ですので要チェックです。
ドアーズは60年代後半に活躍したロックバンド。
数々の名作を短期間のうちに生み出していきました。
が、シンガーのジム・モリソンが1971年にパリで、残念ながら27歳の若さでこの世を去っています。
その後もグループはしばらく活動を続けましたが、セールス的に振るわず、1972年に解散してしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。お気に入りのものはありましたでしょうか。
ポピュラーミュージックが如何に映画を盛り上げてきたか、その魅力をアップさせ、時には重要な役割を映画のなかでになってきたか。実感していただけたと思います。
しかし、こういう企画はやり始めたらきりがありませんね。
筆者もまだまだこの曲取り上げたいぞ、というものが沢山あります。が、とりあえず10選ということで思いついたものから選んでいきました。
ですので「これがないぞー」という声はかなり多いかと思います。
他にも『ファイト・クラブ』に使われたピクシーズの「ウェア・イズ・マイ・マインド」、『ブギー・ナイツ』の「ベスト・オブ・マイ・ラブ」など。
紹介したくてうずうずするような曲は沢山あるのですが、このへんで。
映画に使われたポップミュージックに関しては、また違う形で紹介していきたいと思っています。